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◎認知症は障害を受ける場所で別のタイプとなる
 認知症には主なタイプが四種類あり、ごく少数のタイプを含めると数十種類があ
 ります。中でもよく知られているのはアルツハイマー型で、近年増加し、日本人
 の認知症の6割程度です。そのほか、血管性認知症、レビー小体型、前頭側頭型
 の三タイプで3割程度を占めます。複数のタイプを併発する人もいます。
 これらのタイプによって発症の原因や症状、治療とケアの仕方が異なるため正し
 い理解が必要です。
◎アルツハイマー型に効く薬
 1.アリセプト
 2.レミニール
 3.リバスタッチ、イクセロン(貼付)
 4.メマリー
◎脳の働き
 アルツハイマー型は、脳内にアミロイドβタンパクという物質がたまり、神経細
胞が弱ったり死滅することで発症します。アセチルコリンという神経伝達物質が生
産されず、脳内での情報伝達がうまくできなくなるのです。症状はもの忘れから始
まります。脳内で最初に障害を受けるのが海馬という部分の神経細胞だからです。
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