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会長カイチョウ時間ジカン
                           会長カイチョウ  長崎ナガサキ ヒロヨシ
2月の月間に因んで   ガバナー月信2月号ガツゴウより
「ガバナーメッセージ 平和と紛争予防/紛争解決月間」
                     国際ロータリー第2660地区ガバナー 立野 純三
 2014年10月RI理事会は、重点分野である「平和と紛争予防/紛争解決月間」で
ある2月を紛争予防と仲裁に関する、若者(将来にリーダーとなることが望まれる
人)を対象とした研修の実施、紛争地域における平和構築の支援、平和と紛争予防
/紛争解決に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援
を強調する月間としました。  
 具体的にはロータリーは毎年、世界各地の大学に設置されたロータリー平和セン
ターで、平和と紛争解決の分野の修士号または専門能力開発修了証を取得するため
の奨学金を提供しています。このフェローシップで留学する人はフェローと呼ばれ、
フェローの多くが各国政府や、国連・世界銀行などの国際機関、国際司法裁判所な
どに就職し、平和構築の第一線で活躍しています。  
 ロータリーは毎年、世界中の候補者の中から各ロータリー平和センターで学ぶフ
ェローを最高100名選びます。フェローシップは次の2種類シュルイがあります。「修士号取
得プログラム」は、平和と紛争解決・予防の分野の修士号取得を目指す人の為の奨
学金で毎年50名までに授与されます。  
 「専門修了証プログラム」は、既に平和・紛争解決の分野での経験があり、さら
なるスキル向上をめざす社会人に授与される奨学金です。3カ月の短期集中型プロ
グラムで、フェローはチュラロンコーン大学(タイのバンコク)で学び、研修が行
われます。この様な システムによって、ロータリー財団はロータリアンが、 平和
と紛争予防/紛争解決の為の研修と教育の実践を目指す若者に奨学金支援を行って
いるのです。  
 一方、私が携わっておりましたセーブ・ザ・チルドレンは、未来への平和に種を
まくためには何よりも教育が必要だと考えています。世界では、武力紛争の影響に
よって何百人もの子どもたちが学校へ通う機会を奪われています。武力紛争下とい
う非人道的な環境の中で生き延びるために大人の役割を担わされることにより子供
時代を奪われるなど、深刻な権利侵害を経験します。激しい紛争に見舞われた国の
教師は「教育がなければ平和もありません」と、教育の重要性を強調しています。
しかし、人道支援に搬出されたセーブ・ザ・チルドレンの予算の中から教育支援に
割り当てられたのはわずかであり、需要に対して大きな予算不足が生じています。
国際社会は、紛争やその他の緊急事態の影響を受けた子供たちに対し、教育の機会
を確保することを守らなければならないと思います。
 私達ロータリアンは、平和や紛争解決の問題にもっと積極的に関心を持ち、貢献
する必要があり、国内外の教育にもっと関わりを持つことが求められているのでは
ないでしょうか。
lain01
育にもっと関わりを持つことが求められているのではないでしょうか。