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青田アオタ アサ 会員カイイン
  2016年明けましておめでとうございます。 今年、私は目出度くも?やっと?、
あっという間に?も還暦を迎えることとなりました。笑
 皆様もご存じの通り、還暦は十二支と十干(じっかん)の組み合わせが一巡りす
る60歳のことです。お茶の世界では、華甲、新生誕生の年と言われております。い
にしえより五感を含め、心や時間のうつろいも文字 ・銘で、伝えてまいりました。
 今、教育テレビ「恋する百人一首」でお馴染みの山口仲美先生のお話で、「枕草
子で清少納言が『春は曙』、と評したのは桜やメダカの様な具体的な風物詩ではな
く曙という目に見えない時間に着目した点が素晴らしい」と仰いました。
 また、NHKスペシャルでミャンマーのバカン遺跡について拝見しました。そこ
にはお寺と共に、数千のパコダという巨大な仏塔が林立しています。パコダは4層
構造で涅槃の上の世界、天界、人間界、下界を表しています。人は心で思っていて
もなかなか想像できない生き物なので、パコダを見ては心に理想の生き様を刻む手
助けにするそうです。
 驚くべきことに、これらの建造物は功徳、つまり寄付によって建てられました。
ミャンマーでは『功徳は一生の心の安寧』として、人々が功徳を通じて冨を巡らせ
そして幸せを分かち合う社会が築かれていました。これはロータリーの奉仕の理念
にも通ずる点があると存じます。
 そして、丙申の丙は芽吹きと実りを意味します。これまで日の目を見なかった事、
水面下の努力、気づかなかった事が現れる年です。猿猴捉月を避け、足るを知り、
今までの努力の実っていく年にしていきたいと存じます。
 最後に、申年は福を呼び難がさる幸運の年ともいいます。皆様にとって感謝とあ
りがとうの一年でありますように祈念申し上げます。
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