て、私の考えをお話させていただきます。

新入社員として入りたくなる会社とは､「働いて楽しい」「堅実に成長している」

「業界で光っている」「リーダーが素晴らしい」「給与がいい」等、様々な理由が

あると思うのですが、いま私達ロータリークラブが他のボランティア団体と比べて

みて、入会しようと思う人を引き付ける事が出来るどんな魅力があるでしょうか。

そこで私は、各クラブに戦略委員会を立ち上げていただき、魅力があり、活気があ

り、楽しく存在感のあるクラブにする為には、どのように変化させるのかを中長期

ベースで考えて頂きたいと思っています。もし、人数が少なくて専門の委員会を立

ち上げるのが大変だと思われるクラブであれば、他の委員会の中で、中長期の戦略

を検討していただいても結構かと思います。皆さんの企業においても中長期の戦略

計画をたて、売上・利益・将来の自社の存在価値を高めることを目標に掲げ、日々

達成するために努力をしておられると思います。しかしながら、ロータリーは単年

度制です。毎年ＲＩ会長テーマ、地区ガバナー方針、クラブ方針がその年ごとに変

わり、継続性がありません。単年度制の良さは、その年の会長の思いをクラブに反

映エイさせることができ、特色がだせる事だと思います。しかし一方で、クラブが抱え

いる重点テーマを単年度で解決することは難しいでしょう。クラブにあったテーマ

を見つけだし、中長期で取り組み結果を出すことが出来れば、内部からみて楽しく

素晴らしい、外部から見て魅力のあるクラブにしていただけると思います。３クラ

ブによってそれぞれ重点テーマはもちろん違うでしょう。大東ロータリーは、会員イン

減少を始めとする諸問題があるでしょう。大東中央ロータリーは、３〜５年先を見ミ

据えたクラブ運営、四條畷ロータリーは、クラブの存続について等、それぞれのク

ラブにあったテーマを決めて、一年一年、年度が変わろうとも継続し、年ごとに進スス

み具合をチェックして、定めた目標を達成して頂きたいと思います。各クラブには、

何かキラリとひかる魅力やセールスポイントがあると思います。クラブのコア＜中

心となる部分＞、それをより一層輝かせる事が出来るかどうかがクラブの差別化カを

生むと考えます。

３クラブは、それぞれが素晴らしいクラブです。メンバーの方々も活発に奉仕活

動をされていますし、クラブ内の親睦も深く、充実したクラブライフを過ごしてお

られると聞いております。

参考までにですが、私のホームクラブである大阪ロータリーも昨年、戦略計画委

員会を立ち上げ、５月にはアンケートを実施しました。アンケートの内容は、「大

阪ロータリー会員数はどうすべきか」「大阪ロータリーの例会運営について」「大

阪ロータリーの公共イメージ、将来どうあるべきか」等でした。アンケートの回答

に基づき問題点を探り、今戦略計画委員会で検討をしています。大阪ロータリーを

今以上に活気あふれる明るく楽しいクラブに改革をさせていくつもりです。

次に、ロータリー財団のグローバル補助金、地区補助金についてお話をさせてい

ただきます。３クラブはそれぞれに、職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕において素晴

らしい奉仕活動を展開されておられます。ここで、私の国際奉仕の原点といいます