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ラーに大変お世話になっています。米山奨学生になる前の4年間は勉強やバイトで
忙しくて学校の活動などに参加できませんでした。また、留学生活はこういうよう
に皆様と出会う機会もほとんどなかったので、日本人の知り合いもなかったです。
日本の着物がすごく好きで、「日本に来たら絶対着物着る」と思いましたが、前の
4年間は着物着たいけど、着る方法がわからなくて着れませんでした。
 でも、この前、カウンセラーのおかげで、着物を着て例会に参加しました。また、
茶道部にも連れてもらったので、茶道のことも勉強できました。世話クラブの皆さ
んもすごく優しくて、いつも私を見守ってくれました。例会に参加する際、いつも
優しく温かく笑顔で迎えてくれたからこそ、家族のように感じ、毎回例会に出席す
ることが楽しみです。
 また、クラブの皆様の色々な話を聞いて、「本当の幸せ」が分かるようになりま
した。この前、例会に参加した時、大東中央クラブの古川様はこういうふうに言い
ました。「私たちの日常生活において、お金がなくても、モノがなくても、奉仕を
することができます。周りの人々に自分ができることである優しい言葉で接するこ
と、にこやかな顔で接すること、お年寄りや体の不自由な人、困っている人を助け
ることなどが身近な奉仕です。それをすることによって、自己を高めることができ
るとともに、世の中の人々の心をなごませることができるのです」と言いました。
 これからは、こういうふうな身近な奉仕をしながら幸せな生活を送りたいと思い
ます。今のような考え方や精神を身に付けることができたのは、日本に留学したお
かげや皆様のおかげです。これからもこの精神を身に付けながら頑張って行きたい
と思います。
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