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人生の幸、不幸を選び取る最大の目的だからです!
 どんなにお金を稼いでも、どんなに勲章を貰って名誉を集めたところで、あの世
に持って行けるわけもないのです。唯一持って行けるのは心(魂)で有ると師僧か
ら教えて頂きました!
 私自身考えますに、此の世の生き方、心から奉仕(布施行)と言う行いを純粋に
出来たか?どれだけ沢山の方々と共に楽しんで、人生を過ごせたか?その心だけが
冥助と成るでしょう!
無財の七施(むざいのしちせ)
1.眼施(げんせ)「やさしい眼差(まなざ)しで人に接する」 
 「目は口ほどにものを言う」といいますように、相手の目を見ると、その思いは
ある程度わかります。相手を思いやる心で見つめると自然にやさしい眼差しとなり、
人は安心します。自らの目を通して相手に心が伝わって、相手も自分の気持ちを理
解し、お互いが打ち解けることができることでしょう。
2.和顔悦色施(わげんえつじきせ)「にこやかな顔で接する」 
 眼施と同様、顔はその人の気持ちを表します。ステキな笑顔、和やかな笑顔を見
ると幸せな気持ちになります。そして周りにも笑顔が広がります。人生では腹の立
つこともたくさんありますが、暮らしの中ではいつもニコニコ、なごやかで穏やか
な笑顔を絶やさぬよう心がけたいものです。
3.言辞施(ごんじせ)「やさしい言葉で接する」
 私たちは言葉一つで相手を喜ばせたり、逆に傷つけたり、悲しませたりする場合
があります。相手を思いやるやさしい言葉で接していきましょう。「こんにちは」
「ありがとう」「おつかれさま」「お世話になります」など、何事にもあいさつや
感謝の言葉がお互いの理解を深める第一歩です。 
4.身施(しんせ)「自分の身体でできることで奉仕する」
 重い荷物を持ってあげる、困っている人を助ける、お年寄りや体の不自由な方を
お助けするというような身体でできる奉仕です。どんなによいことと心で思っても、
それが実行できなければ意味をなしません。よいことを思いついたら実行し、自ら
進んで他のために尽くしましょう。その結果、相手に喜んでいただくと同時に、自
己の心も高められるのです。
5.心施(しんせ)「他のために心をくばる」
 心の持ち方で物事の見方が変わってしまうように、心はとても繊細なもので、自
分の心が言葉遣いや態度に映し出されます。自分だけがよければいいというのでは
なく、他人の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取れれば言うことはありません。
慈悲の心、思いやりの心があれば、それが自然とやさしい顔や眼差しになって表れ
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