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))先週センシュウ卓話タクワ((●
  ワタシ商売ショウバイ近況キンキョウ
 前田マエダ 博子ヒロコ 会員カイイン
 私もこの商売(たばこ販売)に携わって半世紀近くになります。たばこ店もここ
10年の間に大変かわりました。今たばこは、百害あって一利なしと言って、バッシ
ングを受けていますが、皆さんにはたばこ税がどれだけ国、府、市に入っているか
ってもらいたいと思います。
 たばこ一箱約430円〜460円の中に、国税、府税、市税が入っておりまして、私達
の利益、販売手数料は一割ですが、大阪府及び各市に納められた税は、
  大阪府:120億5051万円
  大東市:  8億7434万円    守口市:11億5200万円
  寝屋川市:16億4800万円    門真市:11億8812万円
  四條畷市: 3億4935万円    交野市: 3億6962万円
私達、北大阪商業組合の集計だけでも、これだけの税が納められています。それは
皆、たばこを吸う人々によって納められている税であります。
 たばこの歴史は古く、一説には紀元前10世紀、人類が火を扱うようになった時か
ら喫煙という所見が誕生したと考える考古学者がいるそうです。たばこという文化
が10年前位からこの様にバッシングされるきっかけは、1945年10月24日に設立され
た国際連合(国連)本部ニューヨーク、現在加盟国 193国のその中の一つの機関で
ある世界保健機関(WHO)が、たばこの問題に関わり、幅広い任務を与えられて
エイズ、エボラ等、新感染症への対処で積極的な貢献をし、中でも天然痘を撲滅し
た事はWHOの最大功績と言われています。1988年にWHO事務局長ノルウェー王
国の元首相、クロ・ハーレム・ブルントラント女史が、“喫煙は人殺しである”と
言って“たばこ規制枠組条約”を提案し、満場一致で可決。2005年に発効させて今
に至ります。
 そもそもWHOは本来、保健事業を援助、推進するのが目的で伝染病、風土病の
撲滅、国際基準策定といった任務が主な活動範囲であるが、私達が疑問視したくな
るのが、たばこ規制である。
 合法的に世界で流通している嗜好品に口を出すのは、行き過ぎではないだろうか。
直接人命にかかわる凶悪な病のほか、薬物等の規制は納得できる。しかしWHOは
2040年には地球上からたばこを消し去るという強硬な精神を貫こうとしているのは
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